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見てきた写真展の感想

先日カメラの修理に新宿のニコンさろんに行きました
その時展示してた写真展です。
丁度最後の日だったようです。




中嶋 仁司展
[時代の戯れ]
10/16 (火)~10/29 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

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<写真展内容>
桜を囲い酒に酔いしれる人々。
繁華街を闊歩し勝利に沸きあがる人々。
男は女子のこぼれる密に誘われ、女はこぞって衣類を買いあさる。
東から西へ、幸福から不幸へ、小さな宝物に当たり付くために橋を渡る。
天下分け目の玉合戦は、国中の人々を熱中させ、隣国を支配する勢いだ。
それでも再び我に帰れば、神を祀り、南国からやってきた神々に対しては大いに音をあげ、歓迎する。
そしてまた人々は静寂に包まれた自然のエネルギーに翻弄される。

スーパーパノラマは時空を越え、まるで屏風絵の中に入り込んでしまったかのような、或いは惑星探査機の窓から青い星を眺めているような、昨日と明日、過去と未来のあいだをさまよい、現実に帰れば、目覚し時計と机のあいだをさまよっていた。

日常の中で人々が集まる場所は、その時代の文化や流行が顕著に表れている。
写真はその現実をありのままに記録し、静止した時間のなかで再生することができる。
カラー14点。


<作者のプロフィール>
中嶋 仁司(ナカジマ ヒトシ)
1977年横浜市生まれ。99年東京綜合写真専門学校卒業。2003年Ohio Institute of Photography & Technology 卒業。05年三木淳賞奨励賞受賞。


-----------------------------------感想-------------------------------------

スーパーパノラマと言う横長の写真を3種類くらい違う紙にプリントアウトした展示でした。
作者のあえて意図だとは思いますがカラー写真の雰囲気は柔らかく時代をあえて今と感じさせたくなかったのかペーパーも和紙っぽいのがあったり、薄いベージュ色のがありそれらを絵巻物風に壁にじか張りしてあった。

全体の印象は
何か作家のコメントよりかなり印象が薄く、見せ方が写真をインパクトをより弱いものにしてるような感じがしました。
見終わった時、展示方法が非常に気になり(あくまでも私個人の感想ですが・・・)
写真その物の印象を弱くしてるような気がしました。

もっと、『昨日と明日、過去と未来のあいだをさまよう感じ』に見せていただけたら・・・と感じました。

改めて展示方法もいろいろあってとても難しいと感じました。

by time2007 | 2007-10-31 13:43 | 写真関連