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見てきた写真展(8/22)

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■渡辺 兼人 展 Kanend Watanabe exhibition
◆8.18(月) ~8.23(土)
 12:00 -~19:00 /(最終日 17:00)
◆場所巷房 BF1 巷房・階段下 にても同時開催
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1
  tel/03-3567-8727
  http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm 




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■笹岡 啓子展//[PARK CITY]
◆銀座ニコンサロン
8/20 (水)~9/2 (火) 10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休

<写真展内容>・・・ニコンサロンのHPより
広島市郊外で生まれ育った作者は、幼い頃から当然のように8月6日を知っていた。日本中、世界中がその日を知っていると思っていた。誰もが歴史の授業で出来事を教わり、毎年、平和教育として被曝体験を読んだり聞いたりしているのだと思っていた。それがあたりまえで、特別な日や特別なことではなかった。
しかし上京してからはあたりまえのことも忘れていた。広島出身だとわかると、たいていは修学旅行で行ったことがある、と返ってくるけれど、具体的なことはほとんど知られていないのだと知った。
そうしてはじめて外側からみた広島の街は、中心がなにかぽっかりと抜け落ちているように感じた。都市の中心には平和記念公園と資料館があり、その内部には石に焼きつけられた人影、焼け焦げた衣服や三輪車、焼けただれ皮膚の垂れ下がった人形模型などが陳列されている。公園は慰霊の場であり、日常的な通勤通学路であり、一時立ち寄る観光地でもある。
作者は確たる手がかりを見つけることができないまま、がらんとした公園の風景を撮る。公園と死者の〈存在〉において、そして記憶と生者の〈不在〉において、広島という都市は過去と現在が入れ子状となった時間を生かされているかのようだ。あたりまえのように過ごしてきた街は特殊な場所だった。作者は写真を撮ることで、その時制を一気に横断しようとしている。
展示する作品は、2001年より撮影を続ける平和記念公園と資料館内外、及びその周辺の風景である。モノクロ80点。

<作者のプロフィール>
笹岡 啓子(ササオカ ケイコ)
1978年広島県生まれ。2002年東京造形大学卒業。08年「VOCA展2008」においてVOCA奨励賞

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月末の落ち着かない時期ですが土曜日が最終ですので
仕事を早めに切り上げて行って来ました
一番の目的は渡辺 兼人 展でした
とても美しいプリントで写真の歴史は良くわかりませんが
こういう写真の先駆けの人だと一緒に見に行った友人が説明してくれた
昨年だったか発表されたの雨のシリーズの写真もありました

入り口でWSの生徒さんとK村先生に偶然お目にかかる
見終わったとかで少しお話して分かれる


その後近いので銀座ニコンサロンに寄りました
予備知識もなく入ったのですがとてもいい写真展でした
全て6×6でロールの幅で伸ばした正方形の大きな写真の額装が
とても新鮮に感じました

広島の写真は有名な作家さんもいろんな角度で今までも発表されていますが
広島出身の作家だからの目線と静かに見つめてる写真が印象深かったです
アングルも若々しい感じで良かった

さすがニコンサロンが銀座で2週間展示されるだけの完成度の高い展示でした

by time2007 | 2008-08-22 23:10 | 写真関連